アクセス解析って何?初めての人でも5分で理解できる基本ポイント
こんにちは。
WEBサイトづくりも板についてきたミツクラ先生の弟子であるスマオカです。時々、自分では気付けなかったことをミツクラ先生が言ってくれるのですが、今回は「アクセス解析できるように設定した方が良い」というアドバイスです。
サイトづくりに必死で、アクセス解析のところまで気が回りませんでした。そこで、改めてアクセス解析について学びましたので、こちらで解説したいと思います。
目次
アクセス解析とは?
アクセス解析は、WEBサイトへ訪れるユーザーの行動を分析して、課題を見つけることで、より良いサイトにしていく手法の一つになります。
マーケティング視点で行くと、それぞれのサイトにおいて来訪者に達して欲しい行動(コンバージョンポイント)があります。それは、会員登録かもしれませんし、資料請求や、お問い合わせ、商品購入など、さまざまです。これらのコンバージョンを増やすために、アクセス解析を行うことが一般的なサイト管理者の仕事になります。
では、アクセス解析することで何がわかるのでしょうか?
例えば、下記のようなことがわかります。
- 性別、年齢、地域などでどのようなユーザーが多いのか知ることができます。
- ユーザーが初めてサイトへ来訪した際に、どのページから入ってきたのかが分かります。
- ユーザーが多く訪れるページがわかります。
- ユーザーがサイトを離脱(離れた)ページがわかります。
- コンバージョン数と合わせて、ユーザーがどのようなステップを踏んでコンバージョンしたのかがわかります。
コンバージョンポイントを増やすことは、結果的により良いサイトづくりへの改善に繋がります。ただし、アクセス解析を行うには、アクセス解析ツールが必要になります。
オススメのアクセス解析ツールは?
アクセス解析ツールはさまざまありますが、トータル的にバランスが取れているオススメのツールはGoogleアナリティクスになります。Googleアナリティクスは、Googleが基本無料で提供しているツールになります。無料ながら、充実した機能性を誇っていて、日本の上場企業の75%が導入しているとも言われているそうです。
◆Googleアナリティクスのメリット
Googleアナリティクスを使う場合のメリットをいくつか挙げておきます。
- 初心者の人でもわかりやすく、中級以上の方の要求にも対応できるレポート画面になっています。
- Googleが提供している他のWEBマーケティングツール(Google Search Console、Google Adwords、Googleタグマネージャなど)との連携が可能です。
- メジャーなツールなので、書籍も多く習得できる環境が整っています。
アクセス解析ツールの利用でわかる課題とは
アクセス解析ツールを使うと、具体的にどのような課題がわかるのでしょうか。その課題は、どのようなステップを踏むことで見えるのでしょうか。そのあたりを調べてみました。
課題発見のために、下記の2つの方法を確認することのようです。
- ✔︎サイトで一番アクセスのあるページを把握する
- ✔︎CVR(コンバージョン)の高いページと低いページを抽出する
どうやら、ページを改善するにあたり、よくユーザから見られているページから改善していくと、効率的にCVR数を増やしていくことができます。
- サイトアクセスがされた際に使われたデバイス(パソコン?スマホ?タブレット?)が何だったか
- どこからサイトを訪れたか
- サイトの来訪時に、最初に見たページはどこか
サイトをアクセスした時に使用していたデバイスが何だったかによって、この後のサイト運営へ影響があります。そして、どこからサイトを訪れたか(検索流入か、広告流入か)によって、やはりサイト運営の仕方が変わってきます。また、最初に来訪した時のページが、トップページなのか、2階層以降の個別ページなのかによって、ユーザが求めているものは異なってきます。
例えば、上記の内容をもとにアクセス解析をしてみた結果(例)、
- ユーザーはスマホを利用していました
- Google検索結果からサイトを訪問
- ユーザーは、ページXを最初に見ている
というような結果が大きく出ると、その条件に当てはまるユーザーのみがターゲットとなりますので、ターゲットとしてサイト改善を行うことで、結果に繫がるのだと思いました。
その他、
- CVRが高いのにあまり見られていないページ
- CVRが低いのによく見られているページ
というサイト分析結果もあります。この場合、両者の課題に対してそれぞれに改善を行うことで、全体のCVR数が効率的に増やすことができます。
まとめ
いかがでしょうか。WEBサイトを作っている人たちにとっては、外せない「アクセス解析」について解説してきました。初めての人でも、アクセス解析をするためのポイントを知ることで、より良いサイトづくりのための解析ができるようになります。
サイトのアクセス解析を行うには、決まったトラッキングコードを設定する必要があります。ウェブ担当者と連携して取り組むことが必要です。