”スマートな見積り”のための
お役立ち記事

IT業界歴20年選手のミツクラ先生と、業界初心者の弟子のスマオカが、
見積りや発注の場面で役立つ知識や、あらゆる情報をお届けします。

WEB制作

必読!初心者が5分でわかる「Googleがレスポンシブ化を推奨する理由」

image from 必読!初心者が5分でわかる「Googleがレスポンシブ化を推奨する理由」

こんにちは。

IT業界歴、早20年以上のミツクラです。インターネットの登場以来、多くのデジタル進化を見てきた者としてWEBサイトもまた、進化が著しい分野です。

更に、WEBサイトをスマホで見ることが一般的になった今、「レスポンシブ化」という言葉が飛び交うようになりました。果たして、レスポンシブ化とはどのようなものなのでしょうか。

ここでは、初めての方でもわかるレスポンシブ化について解説します。

目次

レスポンシブ化とは?

普段、WEBサイトはパソコンで見ますか?それともスマホ?またはタブレットでしょうか?最近は、WEBサイトを見るためのデバイス(パソコンをはじめとするコンピュータの周辺機器、スマホなど)が多くあります。そして、デバイスごとの画面サイズは様々です。しかしどのデバイスの画面サイズだったとしても、WEBサイトのデザインは崩れることなく見たいと思うのがユーザ心理でしょう。

レスポンシブ化とは、パソコン、スマホ、タブレットなど、どのデバイスでも同じURLでWEBサイトを見ることができ、デバイスごとの画面サイズに合わせてWEBサイトの表示デザインを合わせることを言います。

スマホやタブレットが普及する前までは、「WEBサイトはパソコンで見る」ということが前提でホームページは作られていました。しかし、この10年余りでスマホが急速に普及し、それに伴いスマホからのアクセスが増えています。いつでもどこでも手軽にWEBサイトへアクセスできる時代に入り、企業などもスマホでも見られる為の対応に力を注いでいます。

なぜ、レスポンシブ化が必要なの?

では、なぜ世の中の流れとしてレスポンシブ化が急がれているのでしょうか。
理由として3つ挙げると、

① スマホからのアクセス増

上で記述したように、この10年ほどでスマホ利用者は急増しています。総務省調べでは、2017年のスマホ個人保有率を見ると、平均60%を超えています。尚、20〜30代の保有率は90%を超えています。こうした背景からレスポンシブ化によるスマホ対応は、欠かすことができないのです。

参照 :総務省|平成30年版 情報通信白書|インターネット利用の広がり

② ユーザからの悪い印象を避ける

スマホからのアクセスが増える中、もしレスポンシブ化していないWEBサイトを閲覧した場合、ユーザにとってはストレスを感じることになります。レスポンシブ化がされていないWEBサイトをパソコン以外のデバイスで見たとき、「デザインが崩れる」ということが起こりますので、それを見たユーザたちはサイト離れが生じて勿体ないことになってしまうのです。

③ サイト順位降下、アクセス数減少を避ける

大手検索サイトのGoogleは、独自にランキングアルゴリズムと呼ばれる評価軸を定めています。そして、2015年に、ランキングアルゴリズムの一つとしてスマホ対応「モバイルフレンドリーアップデート」の有無が追加されました。Google検索において、スマホ対応していないサイトは順位を下げるというものですが、これは企業にとって致命的になりかねないアップデートになることから、Googleの対応を避けるためにもレスポンシブ化が急がれているわけです。

レスポンシブ化ができているかどうかを確認する方法

ここでは、WEBサイトでレスポンシブ化ができているか、「Google Chrome」を用いて確認する方法を紹介します。

① Google Chromeを開き、メニューバー「表示」―「開発/管理」―「デベロッパーツール」をクリックしてください。

② 検証用画面が表示されると、HTMLウインドウの左上「Toggle Device Toolbar」マークをクリックしてください。

③ 左側にスマホ用としてWEBページが表示されます。

レスポンシブ化のメリットとデメリット

WEBサイトのスマホ対応を行うには、レスポンシブ化以外にももう一つやり方があります。レスポンシブ化は、パソコン、スマホ、タブレットなどデバイスが変わっても同一のURLになり、デバイスのサイズによって表示やデザインを変える方法のことです。もう一つは、スマホ専用サイトを作成する方法があります。これは、レスポンシブかと違い、パソコンとスマホではURLが変わります。

ここでは、レスポンシブ化のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • URLが統一されているため、小規模サイトの修正は比較的簡単に行える
  • URLが同一のため、どのデバイスからもアクセスを得やすい
  • Googleは、レスポンシブ化を推奨しているため、SEO対策として有効的である

デメリット

  • レスポンシブ化するためのサイト改修費用、及び時間を要する
  • サイト構成、デザイン、画像サイズ調整など、ユーザへストレスを与えないようにしっかり考える必要がある。

まとめ

こちらの記事では、レスポンシブ化について紹介してきました。なぜ、レスポンシブ対応する必要があるのか、理解できたでしょうか。

スマホの普及率が高まるなか、パソコン以外のデバイス対応ができていないWEBサイトは、ユーザにとってもストレスとなりますので、早めにレスポンシブ化の対応をされることをオススメします。

\役に立ったと思ったらシェアしてね!/

Profile

ミツクラ
ミツクラ
IT業界歴20年の大ベテラン。 システム会社から大手メーカーに転職。社内のWEB制作チームを率いている。 愛犬「くらのすけ」との二人暮らし。犬の世話といち早く始めた田舎暮らしで IT/WEB業界では珍しい朝型生活を送るようになった。 新人教育には定評があり、部署をまたいでIT/WEB関連の研修を担当。 最近配属された新人スマオカとは、週末になると飲みに行くかわいい後輩の一人。
スマオカ
スマオカ
新卒でWEB制作部門に配属された新人WEB担当。 直属の上司であるミツクラを先生と慕い、自称・ミツクラの弟子。 制作以前に、リサーチや資料作成などを担当しているが、 専門用語が多く、話についていけないことも多々あり、ミツクラ先生を頼る日々。 出不精で、お弁当宅配サービスの無料キャンペーンは絶対に見逃さない。 毎週末ミツクラ先生と飲みに行くのを楽しみに連日の残業にも耐えている。

お見積りのことでお困りなら
スマミツへ

スマミツでは、実際に発注先・外注先・パートナー企業を探したい方のサポートや、
一括見積りのサービスも無料で行っております。
お見積りや発注に関する不安やお悩みも徹底サポート!
下記よりお気軽にお問い合わせください。

無料¥0

サービスの詳細についてや
サービスのご依頼はこちら
お問い合わせ

見積もりお役立ち記事一覧

お問い合わせ Contact