【初心者向け】ポートフォリオサイトの目的と役割ポイントを解説
こんにちは。
最近、フリーランスの方との繋がりが増えているスマオカです。この数年で、随分とフリーランスのデザイナーやフォトグラファーの方が増えたように思います。デザイナーやフォトグラファーの方たちは、どのような作品を作れるのかをPRするためにポートフォリオをWEBサイトへ掲載することはとても大事です。
そこで、今回は「ポートフォリオサイト」について初心者の方でも分かるように、目的と役割のポイントをまとめましたので解説します。
目次
ポートフォリオサイトとは
ポートフォリオサイトとは、自身の作品などをインターネット上で公開しているWEBサイトのことを言います。デザイナーや芸術家、フォトグラファーの人が活用しているケースをよく見かけます。
ポートフォリオサイトは、クリエイターを目指す人、企業などは、ポートフォリオを積極的に公開することで、仕事のオファーやビジネスのきっかけになる役割を持っています。
理想的なポートフォリオサイトの構成
ポートフォリオサイトは、うまく作ることで「営業ツール」としての役割を担ってくれます。そこで、具体的にどのような構成にすることで、より営業ツールとなってくれるのか、説明します。
ポートフォリオは、クライアントが最初に見る作品になりますので、より効果的な5つの構成をが下記になります。
- これまでの作品の紹介
- 制作実績
- プロフィール、経歴、SNS情報
- 問い合わせフォーム
- ブログ
以上の5つになります。
まず、これまで手がけた作品を紹介するのは、ポートフォリオサイトとして必須になります。ただ、クライアントとの契約によっては出せない場合がありますので、実績を出せるか出せないかの確認が必要です。
次に、制作実績は、記載できる範囲でどのようなクライアントもしくは、どのような背景でその作品が生まれることになったのか?についての制作実績を記述することはとても大切です。
また、「誰が」この作品を作ったのかを知らせる必要がありますので、本名で活動しているのか、それともアーティスト名なのか、そしてこれまでの経歴をプロフィールとして掲載します。そして、フェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどのSNSを持っている場合は、それらの情報も合わせて知らせるのが良いです。
ポートフォリオサイトの中で、重要になるのが、お問い合わせ先を設けることです。お問い合わせフォームであれば、そのままフォームから直接問い合わせができるので、便利です。
そして、制作プロセスや制作秘話、あとは自分自身の人間性が出るブログを活用するのは、とても重要です。
✔︎ニュースとしての情報発信
クライアントのみならず、クリエイターであれば、作品に興味がある一般のユーザ向けにも情報発信することは大事です。例えば、手がけた作品がどこかに展示される、イベントの出演があるなど、これから先に予定されていることを情報発信することで、それに気づいて触れる人が増えるかもしれません。また、随時活動状況が分かることで、ポートフォリオサイトが更新されているということが伝わるので、クライアントとしては問い合わせがしやすくなることもあります。
✔︎新規クライアントの接点づくり
ブログに関しては、検索エンジンから検索キーワードを通してポートフォリオサイトへ誘導される人もいるかもしれません。その際に、活動状況が分かるブログや、しっかりとしたポートフォリオがあることで、仕事依頼の場合はオファーの角度が上がりますし、また作品のファンを増やせる機会になるかもしれません。
ポートフォリオサイト制作で準備しておくと良いもの
実際に、ポートフォリオサイトを作成する際に、準備しておくと良いものを紹介しまう。
- 掲載する作品の制作に携わったサイトの名前や作品タイトル
- 写真、キャプチャなど作品のビジュアル
- 作品のコンセプト、目的、ターゲット、担当した部分、制作期間など
- 制作する上で挑戦したことや創意工夫したこと、作品のポイントなど
まとめ
ポートフォリオサイトについて、基本的な概念と合わせてポートフォリオを作る目的、役割、どのような構成にするのが良いかについて説明してきましたが、いかがでしょうか。
いざ作るとなると、何をどうすれば良いのかわからないことも多いかもしれませんが、上で紹介した5つの構成要素をまずはまとめて、自身の作品などを整理することで、必然的にサイトのイメージが湧いてきます。最近では、CMS機能のついたWEBサイト制作ツールなどもあります。それらをうまく活用してオリジナル性のあるポートフォリオサイトも作れます。