【初心者向け】サーバー取得についてわかりやすく解説
こんにちは。
最近は、サーバー関連の設置もとても手軽にできるようになって、業務の短縮もできて、便利な世の中になったなと改めて感じているミツクラです。そう、今回はサーバー取得に関するノウハウを初心者の方でもわかりやすく解説したいと思います。最後までお付き合いください。
目次
レンタルサーバーとは?
10数年前までは、企業が会社のホームページを開設するまでに大変な労力やコストが必要でした。その理由は、ホームページを設置するためのサーバーの用意です。今はクラウドサーバーという仮想サーバーをレンタルすることが一般化していますが、それまでは物理的なサーバーを設置するか、レンタルする場合でも物理的にサーバーをレンタルする必要がありました。ここでは、最新のレンタルサーバー取得に関するノウハウを開設します。
そもそもレンタルサーバーとは?と思っていらっしゃる方もいると思いますが、文字通りでサーバー設備の一部もしくは全てを貸し出すサービスのことを言います。レンタルサーバーは、「ホスティングサービス」「サーバホスティング」と言われることもあります。
ホームページの新規開設を始め、ネットショップやECサイトなどを開設したいとなっても、そのためにサーバーを購入することや、インターネットにつなげるために回線を契約したりすることが必要になりますが、全てを自分で準備するのは、とても費用がかかります。そして、専門的知識も必要です。また、運用する中でエラーやトラブルが起きた時に、それに対して対処する必要が出てきます。
そういった手間や費用を最小限に抑えられるのが、一定の月額費用を払うことで実現できるレンタルサーバーの利用です。サーバーそのものや回線の準備や運用をサービス提供元に委ねることで、0から自分で行うよりも簡単に安価でホームページの開設を実現できるのです。
サーバーの役割
では、具体的にサーバーはどのような役割を持っているのか、簡単に説明しておきます。
サーバーは、ユーザーからのリクエスト(要求)に応じて、サービスやデータ等を提供するための処理を行うコンピューターのことになります。そのサーバーのスペック(処理能力)によってデータが早く戻ってくるか遅くなるのかが決まってきます。
例えば、ユーザーがホームページを閲覧する際、ChromeやSafariなどのブラウザ上でURLを指定します。サーバー側では、指定されたURLによって処理を行いレスポンスとして表示内容をユーザー側へ戻します。
サーバーは、各ユーザーからのリクエストに応じて処理を行いレスポンスとして返す。その繰り返しになりますが、当然リクエスト数が多いほどにサーバーの負荷がかかることになります。
ここでは少し余談になりますが、同時アクセス数が急増すると、もちろん1台のサーバーでは処理対応が間に合わなくなりますので、複数のサーバーを用意して、同時アクセスがあったとしてもサーバー負荷を分散させるという対応を行うのが一般的です。
ちょうど2019年5月9日に、東京オリンピックのチケット抽選予約が開始され、その際に130万件のアクセスがありサーバーが一時的にダウンしたのは、想定していたサーバー構成以上のアクセスが有り、対応できなかったということになります。
レンタルサーバーの種別
レンタルサーバーには、いくつかの種別があります。その種別を挙げますと、「共用サーバー」「専用サーバー」「マネージド専用サーバー」「VPSサーバー」「クラウドサービス」があります。
それぞれ特徴がありますが、ここでは「初心者」向けとして「共有サーバー」の特徴を紹介します。
共有サーバーは、同一サーバーを複数のユーザーで共有するサービスのことを言います。したがって、とても安価でレンタルすることができます。ただし、一つのサーバーのスペックを複数で共有しますのでサーバーへの負荷は高くなります。
サービス提供会社とサーバーの種類
サーバーレンタルの初心者向けに安価で扱いやすい「共有サーバー」という種別があるということがわかったと思いますが、ではその共有サーバーはどういったサービス提供会社があるのか紹介します。
共有サーバーを提供している代表的なサービス提供会社として
などが有ります。
ロリポップは、共有サーバーが中心のサービスです。200万件サイト以上の契約があり、月額は一番安いエコノミー契約で月額100円からレンタルすることができます。 シンプルなホームページやメールのみの利用など、まずはホームページを公開したい。といった場合おすすめです。
さくらインターネットでは、共有サーバーはもちろんですが、上で挙げさせていただいたサーバー種別全てに対応できます。つまり、最初は共有サーバーで契約したとしても、サイトが大きくなるにつれて契約をバージョンアップしていけるような冗長性のあるサービス提供会社になります。
エックスサーバーは、基本的に共有サーバーがメインですが、「高速性」を売りにしているサービス提供会社になります。
どのサービス提供会社を選択するかは、価格と今後の展開などバランスを見て決めるのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
まずは、こちらの記事でサーバー取得をする上での基本的なポイントを知っていただくのが始まりになります。