【初心者向け】5分で理解できる!オウンドメディアとは?
こんにちは。
WEB担当者の方とのやり取りも板につきつつあるスマオカです。そしてこの数年は、企業の方と話をすると必ず出てくるのが「オウンドメディア」というキーワード。そこで、今回は「オウンドメディア」とは何?という初心者の方向けに5分ほどで理解できる内容で解説いたします。
目次
オウンドメディアとは?
オウンドメディアは、自社で所有するメディアのことを意味します。
企業が持つコーポレートサイトを始め、企業ブログ、SNSに当たるフェイスブックやツイッターなどがそれにあたります。そして、特に企業がメディアとして発信するウエブマガジンなどを特にオウンドメディアということが多いです。
オウンドメディアが注目されるようになった理由
SNSが普及した際に、フェイスブックやツイッターを利用するユーザーが爆発的に増え一般的に普及をしました。その際にビジネスにつなげるために、ソーシャルメディアを使ったマーケティング手法が注目されブームが起きました。但し、ソーシャルメディアからのビジネス成果は繋がりにくいことがわかり、自社が持っているコンテンツをメディア化して検索エンジンに認知してもらえるような施策が出てきたのです。1記事1インデックスでSEO対策をしつつ合わせてSNSを活用する手法です。それらがオウンドメディアとして伸びた背景になります。
そして、オウンドメディア以外に相互関係として2つのメディアがあります。それは、CMや新聞、雑誌故国などの仲介的な「ペイドメディア」と、SNSやキュレーション、掲示板など拡散的な「アーンドメディア」があります。オウンドメディアとペイドメディア、アーンドメディアの3種類を組み合わせることで、企業としてビジネスを飛躍させることを目指します。
企業がオウンドメディアを持つ目的
オウンドメディアを持つ目的として、大きく2つあります。企業が提供している製品やサービスをどんなに丁寧に説明しても、潜在顧客が自発的にサイトへ訪れてくれるとは限りません。そういたことで、これまでのPR手法としてペイドメディアを活用して露出を増やし認知を増やすことをやってきていました。オウンドメディアでは、単純な製品情報だけではなくペイドメディアから誘導される潜在顧客に向けて製品情報だけではない情報を発信して認知を促します。すなわち、「初回接触」を狙うのが一つの目的になります。
潜在顧客から見込み顧客へ、既存顧客をリピーター顧客へと育てることが必要です。オウンドメディアを活用することで、ユーザを増やしていくことを実施します。
企業がオウンドメディアを活用するメリット
企業がオウンドメディアを持ち、活用することによるメリットはどこにあるのか、ここでは解説します。
✔︎広告宣伝費のカット
マスメディアを始めインターネットではリスティングなど含め、企業として広告依存になっているケースが多くあります。広告を止めることで、マイナスになるのが怖くて止められない現象を生んでしまっている現場は少なくありません。そこで、オウンドメディアを活用することで、広告費の依存から脱出することができます。
オウンドメディアは、ストック型のコンテンツになりますので、蓄積するほどに検索エンジンからの自然流入が見込めます。広告と違い、顧客を生み出すためのコンテンツ資産を貯めることができるようになります。
✔︎ブランディングの強化
次に企業ブランディングの構築および強化です。製品やサービスとは少しだけ距離を置いた専門性の高い情報を記事にすることで、読者にとって「役に立つ情報」という認識を持ってもらえるようになります。
✔︎顧客のロイヤリティを高める
オウンドメディアでは、とにかく顧客にとって役に立つ情報を出し続けます。顧客側からすると、「無料で有益な情報を出してもらえるサイト」という認識になります。これは、顧客にとってのロイヤリティを高められる施策になります。
✔︎対象地域が広まる
オウンドメディアを活用することで、地域を問わないビジネス展開が考えられるようになります。最初は日本語だけだったとしても、蓄積されたコンテンツを多言語化することで、日本のみならずグローバルな展開も見込めます。
オウンドメディアの始め方
いざ、オウンドメディアを始めようと考えた時、大きく4つのステップを意識してください。
まずは、ターゲットとなる読み手のペルソナ設定です。どのような人に読み手になってもらいたいか?ペルソナ設定によって、コンテンツの中身が変わってくるからです。
ペルソナ設定ができたら、サイトコンセプトの設計を行います。どのような内容を提供するメディアにするのか?そこを決めるのがサイトコンセプトの設計になります。
次に、読み手の行動や思考、感情の変化をもとにしたコンテンツ提供をどのようにしていくかを設計します。マーケティング用語にある「カスタマージャーニー」の絵を作ってみると、わかりやすいです。
ペルソナ、コンセプト、コンテンツ等の設計ができたら、実際にウエブサイトの制作を行います。オウンドメディアリリース時にはコンテンツがある状態にするためにも、サイト制作と同時にコンテンツ制作も進めます。
まとめ
今回は、オウンドメディアについて解説しましたが、いかがでしょうか。
外部の広告への予算投下の一部を、まずはオウンドメディアへ移管して試してみるというのも一つの方法です。