【初心者向け】正しく理解するキャンペーンサイトの意味と役割
こんにちは。
「キャンペーンサイト」と「プロモーションサイト」は違うものなのかどうか、弟子のスマオカより質問があったので、今回はその違いを解説したいと考えているミツクラです。
ここでは、そもそもキャンペーンサイトとはどのようなものか?そして、プロモーションとキャンペーンの違い、キャンペーンサイトを制作する上で大切なポイントについて紹介します。
目次
キャンペーンサイトとは
ファン数を増やして購買行動を促すための懸賞キャンペーン、マーケティング活動などをキャンペーンと言います。そして、インターネット上にキャンペーン用のサイトを作り、そのサイトこそを「キャンペーンサイト」と言います。
キャンペーンのタイプとして、例えば応募ボタンを押して参加できるような懸賞キャンペーンがあるとします。このキャンペーンでは、ファン数を増やすことが目的になりますので、商品をリアル店舗で受け取れる仕組みを作ることで、来店者数を増やすと言うキャンペーンになります。
他にも、クイズを出題して、正解者の中から抽選で賞品をプレゼントすると言う企画の場合、企業名や商品名を覚えてもらってファンになってもらえることを目的にしたキャンペーンなども考えられます。
あとは、アンケートを実施して回答者向けに応募ができる懸賞キャンペーンなどもあります。
最近では、SNSを上手く絡めたキャンペーンなどもあり、例えば、「いいね!」をしてくれた人にプレゼントをする、またはハッシュタグ付きでシェアをしてくれた人の中から抽選でプレゼントをするようなSNSキャンペーンも考えられます。
プロモーションとキャンペーンの位置付け
マーケティングの概念として、期間を限定し実施する広告コミュニケーション、もしくは販促などを行うことをキャンペーンと言います。
そしてプロモーションは、キャンペーンで提供される販促のテクニックとしての位置付けで、期間を決めて実施する行動はキャンペーンになります。キャッチコピーやビジュアルなどを使い、テーマと目的に関連づけて、キャンペーンは行われます。
キャンペーンサイトを制作する際のポイント
では、キャンペーンサイトをデザインする際のポイントについて解説します。
効果が出るキャンペーンサイトにするため、必要なことは具体的に想像することにあります。
① ユーザーを想像する
キャンペーンサイトを作る段階では、すでにターゲットユーザーは明確になっていると思います。具体的な人物像を明確にしておきましょう。この場合、「ペルソナ」と言う言い方になります。
具体的に想像できているペルソナを設定することで、そのユーザへ訴求するつもりでコンテンツを企画、作成します。そうすることで、ユーザの心が動かされるコンテンツを作ることができ、結果的にコンバージョンの工場が見込めます。
具体的にユーザ像が見えることで、盛り込むべき情報やアピールポイントの内容が明確に見えてくるものです。
② 届けたいメッセージをイメージする
ペルソナが設定できたら、商品やサービスをユーザが使うことで何が得られるのか?を具体的にイメージします。マーケティング的に言うと「ユーザにとってのベネフィットは何か?」と言うものになります。
もし、競合商品やサービスがあるのであれば、競合と何が違うのか、差別化できることがあるのか、などを冷静に分析してキャンペーンサイトへ盛り込むことが重要です。
③コンテンツの構成要素を抽出する
ペルソナが見えて、ユーザに対しての具体的なメッセージが見えたところで、サイトに掲載する詳細内容を洗い出します。ユーザにとって想定している金額以上のお得感があると思えば、心は動くはずです。
ユーザにとって有益だと思われる情報を伝えることが重要なポイントになります。
④クリエィティブに関してデザイナーへ相談
ターゲットユーザーが明確になり、そのユーザに対してどのようなメッセージを発信したいかの軸が決まったところで、あとはどのようなビジュアルデザインでキャンペーンサイトを制作するかについて、デザイナーへ相談することが良いでしょう。
何も決まっていない状態でデザイナーに依頼するのも迷惑になりますが、逆に自由度がなく決まりすぎている内容をデザイナーに依頼するのも、なかなか酷な話になってしまいます。
したがって、軸自体はしっかりと固めつつ、デザイナーが自由に考えられるようなのりしろを考えておくことも大切なことです。
そしてデザインがどんなに優れていたとしても、UI/UX面において使い勝手が悪いなどの状態になってしまうと本末転倒です。
デザイナーとしっかりと話合って、成功を導くキャンペーンサイトづくりをする必要があります。
まとめ
今回は、キャンペーンサイトづくりに関して初心者の方でも理解できるように解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。結果の出るキャンペーンサイトにするためにも、しっかりと軸を決めて動くことが重要です。