【初心者向け】イラストを使った広告マーケティングの基本を解説!
こんにちは。
写真のフリー素材では、なかなかオリジナル性のあるものを選べないので、自分で撮影してみようと真剣に考えているミツクラです。ただ最近では、写真の見過ぎかもしれませんが、はっきりくっきりしている写真ではなく、少し抽象的で親しみを持てるイラストも有りなではないかと考えています。
そこで今回は、「イラスト」を使った広告マーケティングの基本を解説したいと思います。
目次
イラストとは?
イラストは、イラストレーションを略した言葉になります。基本的に和製の略語なので、海外では「イラスト」という言葉では伝わりません。イラストは、物語や小説、詩などを描写して、文字情報を補助するものです。イラストは、基本的には絵画には属さないものです。また、図形などもイラストとは呼ばれないことが多いです。
イラストを使ったマーケティングとは?
WEBサイトなどで商品紹介やサービス紹介を行う際、紹介文章と合わせて写真を掲載します。写真は、一目で何なのかを理解してもらうための重要なツールです。どんなに詳細な文章を掲載しても、写真から伝わるインパクトには敵いません。
そして、写真とは別に「イラスト」も、人に伝えるための力を持っています。イラストは、写真広告よりも長い歴史を持ちます。「イラストマーケティング」と言われていますが、企業が行うマーケティング活動の一つとして、イラストを活用しブランディングを行うことを言います。
商品やサービスのブランドを伝えるために、CMやポスター、動画を作成する際にイラストを用いります。ヨーロッパでは特に、イラストを積極的に活用することでマーケティングに生かしています。そして、新しく生み出されるアートを企業として自ら世界へ発信することで、ブランディングに成功しているのです。
写真とイラストを比較した場合、イラストの方が有利に働く要素があります。例えば、被写体が人物の際に写真だと「好き嫌い」などの先入観が広告の印象に良い意味でも悪い意味でも影響を与えます。一方のイラストを用いることで、先入観を避けることができます。イラストを制作する際に、描くタッチや表現のニュアンスをコントロールできるからです。つまりイラストは、ブランドへの親しみやすさを表現するための有効的にツールの一つと言えます。
イラストマーケティングの活用
スマートフォンの普及によって、私たちの日々は更に多くの情報量を受け取るようになりました。洪水のように入ってくる情報を取捨選択するのはとても大変なことです。あまりの情報量に、もしかすると情報判別をすることが鈍っているかもしれませんし、それ以前に右から左に情報を流してしまって、本来有益かもしれないものまで右から左へ流してしまっている可能性はあります。
そういった中で、少しの時間で強く惹きつけられるビジュアルインパクトはとても重要です。そしてインパクトの先にある、ブランドの良さ、商品やサービスにあるストーリーをカスタマーへ伝えられることで、更にブランド価値を高めることになります。イラストには、そういったインパクトとマーケティング活動で重要なストーリーテリングを同時に伝えられる力があるとも言われています。
実は、シャネルを始め、エルメスやティファニーなどのハイブランドもイラストを効果的に取り入れています。SNSを始め、WEBサイト、顧客向けのリーフレットに至るまで、イラストとプロダクトを組み合わせたビジュアルを使い、プロダクトの写真だけでは伝わりきらない思いを表現することで、多くの支持を集めます。
またコスト面においてもイラストのメリットがあります。実在の人物を起用した写真撮影では、被写体となる人物のギャランティ、著作権料、撮影機材、撮影スタジオ含めて多くのコストがかかります。ただ、イラストの場合はい依頼するイラストレーターにもよりますが、実写よりもコストは抑えられます。目的や予算に応じて「実写」と「イラスト」をうまく使い分けることで、効果的なブランディングができると言えます。
まとめ
イラスト=イラストレーションについてマーケティング広告と合わせて解説してきましたが、いかがでしょうか。写真とはまた違った抽象的で柔らかい表現をできるのがイラストです。ハイブランドも上手くイラストを取り入れていることから、マーケティング手法において普遍的なものがあるように思います。