【初心者向け】正しく理解するプロモーションサイトの意味と役割

こんにちは。
第五世代移動通信システムである5Gサービスの具体的開始時期が、徐々に発表されていますね。今後のWEBサービスも左右すると思われる5Gの動きに目が離せないミツクラです。
企業が手がけるWEBサイトには、商品やサービスサイトの他に、それらをPRするためのプロモーションサイトもあります。初めてプロモーションサイトを制作する場合、レギュラーサイトとどのように差別化すれば良いのかイマイチわからないかもしれません。そこで、今回は初心者の方向けにプロモーションサイトについての基本的な意味と役割について解説したいと思います。
目次
プロモーションサイトとは
マーケティングの一つの手法として、広告や販売促進、PRを合わせたものがプロモーションになります。そのような役割と担うためのWEBサイトを、プロモーションサイトと呼びます。プロモーションサイトには特徴があり、プロモーションするために、もともとの商品やサービスが紹介されているレギュラーサイトとは全く別のURLで構成したり、商品やサービスに関してよりエッジの立った紹介ページであったり、ゲーミフィケーション要素、懸賞等を盛り込んだ特別サイトのようなものとして開設されることが多いです。
また、プロモーションサイトは一つだけとは限らず、さまざまなパターンで複数を制作する場合もあります。
プロモーションサイトの目的と役割
プロモーションサイトでは、ターゲットユーザーに対して商品やサービスなどを宣伝する、いわゆる「広告」のような役割を担っているWEBサイトになります。
そして、プロモーションサイトを開設する目的は大きく3つあります。わかりやすく言うと「認知」「関心」「購入」の3つになります。
それでは、それぞれ説明します。
「認知」は、ターゲットユーザーに「知ってもらう」ことになります。これまで、知ってもらうための広告はマスメディアを使うのが主流でした。認知は、より多くの人へアプローチしてその中からターゲットユーザーをあぶり出すような施策です。ただ、昨今のインターネットの普及等により、ターゲットユーザーはインターネット利用ユーザーにも居ることから、インターネットでの広告活動を各社が行なっているのです。
「関心」は、商品やサービスに興味を持ってもらうことです。ユーザ心理としては、知っていると言う状態から興味を持つと言うフェーズへ移行します。
プロモーションサイトでは、興味を持ってもらうためのビジュアルやメッセージ、インパクトのあるギミックを入れたりしながら、プロモーションサイトとしてイメージを際立たせる必要があります。
そして、最終的には「購入」と言う手続きをユーザにアクションしてもらうことが重要です。WEBマーケティングでは、「コンバージョンする」と言う言い方をしますが、ROI(費用対効果)が求められるのです。
プロモーションサイトとして成立させるには?
では、プロモーションサイトとして、目的を達成させるためにはどのようなサイトづくりが必要なのでしょうか。そのあたりを解説いたします。
消費者は、インターネットの他にTVや電車車内、看板、SNSなど多くの媒体に触れます。よく見てみると、これら媒体には、あらゆる商品やサービスの広告が掲載されているでしょう。ただし、各個人が触れる情報は限られています。いかにしてターゲットであるユーザーが触れる媒体の中へ入っていけるかと言うのが一つのポイントになります。
そこで、プロモーションサイトへ誘導するためにいくつかの施策があります。それは、TwitterやFacebookなどのソーシャルサイトによる拡散、バナー広告や記事タイアップからのプロモーションサイトへの誘導などです。
ターゲットユーザーが接触する媒体を抽出し、プロモーションサイトへ誘導するための設計をします。
プロモーションサイトへ誘導したあとは、もっと興味を持ってもらい購入につなげるためのコンテンツ力が必要になります。目的やコンセプトに沿って惹きつけられるコンテンツを展開します。ビジュアル表現も大切で、キャッチコピー、コンバージョン誘導するためのボタン設置など、全体のバランスを考えたうえでサイトづくりを行うことが重要なのです。
まとめ
今回は、初めての方向けにプロモーションサイト基本について目的と役割を中心に解説してきましたが、いかがでしょうか。プロモーションサイトは、よりマーケティング概念をおさえた上で制作する必要があることがわかります。コストをかける以上、その効果を獲得できないと事業として成立できなくなってしまいますので、まずは何をどのようにプロモーションして最終的にどれくらいの売り上げをあげたいのか、ROI設計をやったうえでプロモーションサイトの企画を考えるのが良いと思います。