CMSとは?初心者にやさしいCMSの基礎と導入のメリット・デメリット
こんにちは。
CMSの王様的存在であるWordPress導入で試行錯誤しているスマオカです。
スマオカは、IT業界歴20年選手のミツクラ先生の弟子として勉強させてもらっています。
今回は、ミツクラ先生から教えてもらったCMSについて、初心者にやさしく基本的な知識と導入方法について紹介したいと思います。
目次
そもそもCMSとは?
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略です。
CMSは、テキストや画像などの情報を登録することで、自動的にWEBサイトの構築を行うことが出来るシステムのことです。
CMSの考え方が一般化する前はHTMLやCSS、JavaScriptなどのホームページを作るための専門的な言語と知識が必要でした。
しかし、CMSを使うことで専門的な知識がなくても、ホームページの更新や管理が、手軽に行えるようになりました。
企業が自社のホームページを持つことは、今では当たり前のこととして認識されています。またホームページを持つだけではなく、定期的に更新をしてホームページの新鮮さを保つことも重要とされています。もし、HTMLなどの専門的な知識を持っている人しかホームページを更新できないという状況は、とても属人的なことになってしまいます。属人化を避けるためにも、CMSの活用は企業にとってとても重要なツールとして活用されることになりました。
CMSの種類と特徴
CMSについて何となく理解できたでしょうか?現在普及しているCMSはさまざまな種類のプログラムや、製品があります。
自社のホームページでCMSの導入を検討する場合、最適なものを選ぶ必要があります。次に、CMSの種類とその特徴について解説します。
【小規模サイト向け】オープンソース型CMS
オープンソースとは、プログラムのソースコードがインターネット上で公開されているものを言います。
従って、ここでいう「オープンソース型CMS」とは、CMSのプログラムソースコードが公開されていて、そのCMSに関してはライセンス費用が無料であることを意味しています。ライセンス費用が無料のため、小規模サイトの構築や、スタートアップの企業など、CMSの導入費用を抑えたいに場合おすすめです。
オープンソース型CMSで代表的な製品といえば、やはりWordPress(ワードプレス)です。
###【中規模以上向け】パッケージ型CMS
基本的にはシステムベンダー会社がCMSを商品として販売しているものになります。
パッケージ型CMSの多くは、販売会社から公式サポートを受けられるので、エラーや不具合、脆弱性に対しての保証があることは大きなメリットです。パッケージ型CMSは、オープンソースCMSに比べてライセンス費用や、サポート費用発生するCMSです。
フルスクラッチ型CMS
フルスクラッチは、システム開発を行うシーンではよく使われる言葉です。
フルスクラッチ型CMSは構築したいWEBサイトに合わせて、オーダメイド開発するCMSのことです。
オープンソース型やパッケージ型のCMSは、デザインやテンプレートなどカスタマイズできる幅が決まっています。
作りたいウェブサイトを実現するためにカスタマイズが大幅に発生したりする場合は、0から開発する「フルスクラッチ型CMS」の方が、結果的に他のものよりもコストを抑えて構築できる場合もあります。
CMS導入をするメリットとデメリット
CMSの種類や特徴がわかったところで、CMSを導入する際のメリットとデメリットについて整理します。
メリット
導入が手軽
CMSの最大のメリットとも言える、WEB制作における専門知識がなくても導入できる手軽さにあります。基本的に、インターネットを使えて、一般的な事務作業やライフスタイルの中でパソコンが問題なく使える人であれば、問題なくCMSを操作できます。
コストが低い
一般的にフルスクラッチでホームページ制作を外注すると、規模にもよりますが、数十万から数百万円かかることが考えられます。また日々の更新業務を外注すると、その度に費用がかかってきます。そこで、CMSを導入すると初期導入を外注したとしても、数十万円以内でできること、そして日々の更新を社内で運用した場合外注費は0円になります。
デザインの手間がかからない
CMSでは、さまざまなデザインテンプレートが用意されています。テンプレートを活用することで、デザイン制作に関する知識が無くても、手軽におしゃれなホームページのデザインができます。
ブラウザさえあればどこでも更新できる
基本的にCMSはブラウザ(Google Chromeや、Edge、Safari)上で操作します。パソコン、スマホ、タブレットなど使用する機械(デバイス)が変わったとしても、インターネットが接続されているデバイスであれば、どこからでもアクセスが可能です。
デメリット
カスタマイズが難しい
CMSは汎用的に作られていることもあり、機能が固定化(できる内容が決まっている)されているものがほとんどです。従って、機能追加などのカスタマイズは難しい場合が多いのです。
セキュリティ対応は入念に!
特にオープンソース型のCMSは、利用者が多いため、サイバー攻撃を受けやすいです。 導入時のセキュリティ対策はもちろんのこと、セキュリティについてしっかりと学んだ上で利用する必要があります。
まとめ
WEBサイトを構築するときには、CMSを導入するとホームページ運用コストを抑えたり、更新作業などの管理を行いやすくなることがわかりました。
どのようなサイトにするか、どのように運用したいかを明確にしてCMSの導入を実現しましょう。引き続き、私はWordPress導入に向けて、一仕事します。